展覧会
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執筆: カロンズネット編集
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公開日: 2011年 3月 20日 |
デンマークの若手作家、イェッペ・ハインの、美術館における日本で初めての個展。7つの展示室と廊下や屋外を舞台に、観客との関係を生み出すユーモアあふれるインスタレーション作品など10点を展示します。タイトルの「360°」には、全方位に開かれた金沢21世紀美術館の建物にちなみ、見る人との関わりを大切にしたいという思いと、鏡や光を使った回転する作品などによって、空間がぐらつくような体験を引き起こしたいという思いが込められています。空間と戯れる、参加体験型の展覧会です。
イェッペ・ハイン(Jeppe Hein) 1974 年、コペンハーゲン(デンマーク)生まれ。コペンハーゲン王立芸術アカデミー卒業。ベルリンを拠点に制作。 ロンドンのヘイワードギャラリー、パリのポンピドゥ・センターなど多くの美術館で個展を行うほか、リバプール・ビエンナーレなど国際展にも参加。2009 年、デンマークのオーフスのARoS美術館で大規模な個展を開催。また、ケルンのバンクハウス・オッペンハイムなど各地に、噴水や変型ベンチ、鏡などを使った常設のパブリックアートも制作している。観客の動きに反応するなど、観客同士の間にコミュニケーションを生み出す、ユーモラスで茶目っ気のある作品を制作している。 日本では、これまでに、森美術館、広島市現代美術館、SCAI The Bathhouseなどで作品を発表。
担当キュレーターによる作品解説 日時:2011年7月16日(土) 14:00〜15:30 会場:金沢21世紀美術館 レクチャーホール 料金:無料 先着80名(当日午前10時よりレクチャーホール前にて整理券を配布)
キュレーターによるギャラリーツアー 日時:2011年4月30日(土) 14:00~15:30 会場:金沢21世紀美術館 レクチャーホール 料金:無料(ただし、当日の本展観覧券が必要)
※全文提供: 金沢21世紀美術館
会期: 2011年4月29日(金)-2011年8月31日(水) 会場: 金沢21世紀美術館
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最終更新 2011年 4月 29日 |