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Published: June 07 2013 |
[作家コメント] カメラは光の波をフィルムに焼きつけます。
その波間には、さまざまな波が写し出されます。 一日の中での光の移り変わりや、1年ごとの季節の移り変わり、花を揺らす風や、心の揺らぎ。
そうした波や揺らぎは、さまざまなものを私たちに届けてくれます。 季節の移り変わりの中では、桜を楽しみ、日差しの暑さ身を焼かれ、夕日に映える紅葉に心を奪われ、 そして渡り鳥がわたってきます。
日々の光の動きに合わせて私たちは心を動かされ、 朝には憂鬱になり、高い日差しの中で楽しい気分になり、夕日に切ない気持にされ、そして夜には人恋しくなります。 そしてそうした心の揺らぎを、私たちは声という音の波に託して大切なあの人に伝えようとしたりします。
波によって流れの中にリズムがうまれ、古いものが新しいものに移り変わり、私とあなたをつないでくれます。
私たちはそうしたさまざまな波の中で生きています。 しかし、普段はそうした揺らぎについてあまり意識せずに通り過ぎて行ってしまうような気がします。 流れの中で一度立ち止まって波を感じる事で、そこで見えてくるものが変わってくるのではないでしょうか。
今回は、そうした写真に焼き付けられた光の波間に写し出されるさまざまな揺らぎをテーマに展示します。
[作家プロフィール] issi 左京区在住。 今回が初の個展となる。
全文提供:Black bird White bird
会期:2013.7.10~2013.7.14 時間:12:00 - 19:00 closed on Monday 会場:Black bird White bird
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Last Updated on July 10 2013 |