上出長右衛門窯「KUTANI CONNEXION」 |
展覧会 |
執筆: 記事中参照 |
公開日: 2017年 11月 15日 |
霊峰白山を仰ぐ北陸、加賀國の地で明治十二年より九谷焼製造に携わる上出長右衛門窯。創業から百三十八年、初代上出長右衛門から数えて六代目にあたる上出惠悟は自らが置かれた環境と身体を遊ばせるかのように作品を発表。ハイメ・アジョンや小林幹也などのデザイナーやファッションブランド、工芸作家や酒造、製茶メーカーとの共同制作や、波佐見焼へのデザイン提供など幅広く活動しています。また自然と人間との関係から熊という存在に関心を持ち、作品制作や食のイベントを企画し、窯の職人たちと共に様々な領域に接続しながら、新たな九谷焼との出会いと遊びの場を提供しています。それはまるで古今東西の陶磁や小袖などの文物からの影響や、久隅守景や青木木米などの陶画工による指導を受けて、多様に変化し発展した九谷焼の歴史を今に体現するかのようです。 全文提供:Yoshimi Arts 会期:2017年11月15日(水) 〜 2017年11月20日(月)
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最終更新 2017年 11月 15日 |