展覧会
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執筆: 記事中参照
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公開日: 2011年 9月 30日 |
作家コメント 私は、雑誌やグラビア、ビデオ映像、過去のスケッチなどから人を対象に描いています。 特に人が後ろめたいと感じることや、本能的な欲求が垣間見られる顔や肉体の表情を描いています。 そういった表情を描くことにより、普段理性によって押しとどめている本音を開放し、自身を形成する理性とそれに伴う矛盾や葛藤に疑問を持つことが出来るからです。 これまでは、特にカップルを好んで描いてきましたが、今回は多人数の構成を中心に描いています。 二人組は意味深で親密な印象を与えますが、多くの人を描く事から調和と適度な距離感をはかり、その中で迫力と説得力を求めながら、新たな切り口と多面性を探ることが可能だと思ったからです。 自身を探る行為は、おおきくは人間を探ることと同じではないだろうかと考えます。 見る人にも何らかのきっかけがあればと思います。
寺脇さやか 1984 大阪府生まれ 2007 成安造形大学造形美術科日本画クラス卒業 2009 京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程日本画専攻修了
個展 2010 Oギャラリーeyes(大阪)
グループ展 2006 第32回京都春季創画展(京都市美術館・京都) 第33回創画展(東京都美術館・東京、京都市美術館・京都) 2007 第34回創画展(東京都美術館・東京、京都市美術館・京都) 2011 les signes(Oギャラリーeyes・大阪)
全文提供: Oギャラリーeyes
会期: 2011年10月3日(月)~2011年10月8日(土) 会場: Oギャラリーeyes
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最終更新 2011年 10月 03日 |