展覧会
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執筆: カロンズネット編集
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公開日: 2010年 8月 01日 |
たなかかずや コメント 人をよく描きます。見え方としては“人のようなもの”の方が正しいかもしれません。 ただよく怖いと言われます。それも一つの見方だと思います。その“怖さ”“不気味さ”をきっかけに見えてくる人のようなものが今のモチーフです。 なるべく描く時に知っている人物をモデルにしています。座る、梯子をのぼっている、飛んでいる、目をつむっている等、なるべく自然なポーズを選んでいます。 白い幽霊のように描いているのは魂や精霊といった目に見えないものが私達の世界で遊んでいる、戯れているところに遭遇してしまったような絵をつくりたいと思っているからです。
たなかかずや 略歴 1986 広島県生まれ、2010 京都嵯峨芸術大学芸術学部造形学科油画分野 卒業
グループ展 2008 one room08(京都嵯峨芸術大学クラブ棟・京都)、JAPAN ART NEXT 2008 for west~次世代のソース~(海岸通ギャラリーCASO・大阪)、おかえりなさい(京都嵯峨芸術大学学外廃屋・京都) 2009 one room09(京都嵯峨芸術大学クラブ棟・京都)、ART UNIV.2009(元立誠小学校・京都)
中西哲治 コメント 雨が降ると、光の反射により対象が様々な表情をみせ、さらに対象自体の境界線も曖昧になって定まらなくなり、全てのものが流動的な動きをもってじわじわ溶け合ってしまうような、そんなイメージを感じる。 はっきりとしないので、対象の色や形がより自分がその時感じた感覚と強く結びついて記憶される。 そうして得た頭の中の情景を今度は筆触にのせて描いていく。 しかし、いつも必ず実際の光景、記憶の中の情景、どれとも少し違うものが出来上がってくる。 そのズレに歯がゆさと魅力を感じつつ、今は制作している。
中西哲治 略歴 1987 奈良県生まれ、現在 京都市立芸術大学美術学部美術科油画専攻在籍
グループ展 2008 ichiten(トアギャラリー・神戸)、uni展(京都市立芸術大学アトリエ棟・京都)、マユネーズ展(京都市立芸術大学大ギャラリー・京都)、four dimension(京都市立芸術大学講義棟・京都) 2009 何コレ感カバリー(ギャラリースカボロ・京都)、ジカプラグ(京都市立芸術大学講義棟・京都)
※全文提供: Oギャラリーeyes
会期: 2010年8月23日(月)-2010年8月28日(土)
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最終更新 2010年 8月 23日 |