展覧会
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執筆: 記事中参照
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公開日: 2018年 5月 04日 |
銅版画でしかできないものを探求しながら制作しています。 技法はすべてエッチングのみでモノタイプ作品です。 エッチング、腐蝕という化学反応を楽しみながら、意図する以上の形が浮かび上がるのを待ち、 銅板の厚みが紙にプレスされてできる銅版画特有のエンボスもリズミカルになるように 色と形を何度も重ねることで、追い続ける実在と虚像というテーマを表現し続けています。 多いものでは15回以上プレス機を通して、刷りを重ねています。 今回は銅版画作品の他にデジタル作品(イメージドローイングをベースにデジタルで仕上げた作品) も1~3点展示します。 デジタル作品も銅版画作品と同様にデジタルでしかできないものを探求して制作しています。 ○今展覧会テーマ「幻展回起から」 ひとつの時間と別の時間の交わりと重なりを見つめていると 現在も過去も未来もひとつの円のようにつながっているようなフリをして 微妙なズレをもって螺旋になり、新たな始まりとして少しずつ変化していくように感じます。 それがすべてにおいて常に進展であってほしいと願いながら。 そんなことを思いながら版を筆にして色と形を重ねていきました。 ◯略歴 京都教育大学美術科卒業 デザイン・企画会社にてグラフィック、インテリア等のデザインの企画・開発に携わった後、 2006年より銅版画を始める。 ○個展:2010、11、12、14、15、17 ギャラリー白3(大阪)
http://www4.big.or.jp/~ogallery/
全文提供:長田浩子
会期:2018年6月4日(月) 〜 2018年6月10日(日) 時間:12:00~20:00 日曜日のみ11:00~15:00 休日:なし 会場:OギャラリーUP・S
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最終更新 2018年 6月 04日 |