元・現代美術家で、文化人類学者のイルコモンズ監修/収集による「原子力の時代」のサブカルチャー的資料のアーカイヴ展示+デモ展示。原子力発電所、核兵器、放射能をとりあげたマンガ、雑誌、映画、レコード、本、そのほか、さまざまな資料体の展示を通じ、1980年代の「反核ムーヴメント」を回顧しつつ、ポストゼロ年代の「反原発ムーヴメント」を展望/待望します。
※「アトミックラウンジ」アンデパンダント展のお知らせ 反原発デモ等のためにつくったメッセージボードやプラカードなどを自主的に搬入・搬出していただければ、会場のスペースが許す限り、無審査ですべて展示いたします。詳しいことは、展示の日時と場所が決まり次第お知らせします(上記の展示場所を無償で提供してくださるギャラリー、スペース、公民館を探しています。提供していただける方は
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▼展示品A:資料(書籍・レコード・マンガ・フィギュア・映画パンフ・そのほか) 1967年「科学図鑑 物質と原子力」世界文化社 1976年 山口百恵「赤い疑惑・テレビドラマ名場面集」CBSソニー 1976年 クラフトワーク「放射能」 東芝EMI 1978年 反原発運動全国連絡会「反原発新聞」(題字=赤瀬川原平) 1979年「チャイナ・シンドローム」映画パンフレット 東宝 1979年 ノー・ニュークス(原子力発電所建設反対運動)「ミューズ・コンサート」ワーナーパイオニア 1979年 樋口健二「原発」オリジン出版センター 1981年 学研「学研の図鑑 エネルギー」学習研修社 1981年 スティーヴン・クロール「FOR BEGINNERSシリーズ 反原発」現代書館 1982年 ケヴィン・ラファティ&ジェーン・ローダー&ピアース・ラファティ「アトミックカフェ」竹書房 1982年 V.A.「狂気の核 ! 俺達は生き残る」(核軍備縮小キャンペーン・レコード) ワーナーパイオニア 1982年 中沢啓治「黒い雨にうたれて」汐文社 1982年 レイモンド・ブリッグズ「風が吹くとき」篠崎書林 1983年 ニコラス・メイヤー「ザ・デイアフター」映画パンフレット 松竹富士 1982年 三原順「Die Energie 5.2☆11.8」「三原順 三原順傑作選'80s」白泉社 1984年 アリス・クック+グウィン・カーク「グリーナムの女たち」八月書館 1984年 さいとうたかを「2万5千年の荒野」「ゴルゴ13 第64巻」リイド社 1985年 赤塚不二夫「ニャロメの原子力大研究 科学の夢と危機シリーズ�」( 廣済堂) 1985年 森崎東「生きてるうちが花なのよ死んだらそれまでよ党宣言」ATG 1987年 広瀬隆「危険な話」八月書館 1987年 アンドレイ・タルコフスキー「サクリファイス」映画パンフレット フランス映画社 1988年「デイズ・ジャパン創刊号」講談社 1988年 山岸涼子「パエトーン」「夏の寓話」潮出版社 1988年 RCサクセション「COVERS」キティレコード 1988年 ワン・ラブ・ジャミング編「ノー・ニュークス ワン・ラブ いのちの祭り'88」星雲社 1989年 コミックボックス編「図説 危険な話―不思議で不安な原子力発電のこと」フュージョンプロダクト 1990年 ハンドレッド・クラブ編「ノー・ニュークス! イエス・ロック! 」リトルモア 1999年 東京雷刀「日本の放射能は安全です」ステッカー 1999年 ヤノベケンジ「ラディエーションスーツ(アトム&ウラン)フィギュア」
▼展示物B: ・「4.10原発やめろデモ」どかどかうるさいマーチングドラム ・「4.10原発やめろデモ」バナー ・「4.10原発やめろデモ」こども用デモグッズ ・「5.07原発やめろデモ」建屋神輿と明日の神(※試作品) ・「東京新聞」2011年3月13日 ・ 文部科学省・内閣官房長官認定「健康に影響のない雨水」で栽培したカイワレ大根 ・ マネキン(防護服・ガスマスク) ・ ドイツ直輸入「ausgestrahlt フラッグ+カンパッジ」
▼映像(※著作権保護期間終了・パブリック・ドメイン・フッテージ上映) ・ゼネラル・エレクトロニック社「Aは原子力のA」(1952年) ・ウォルト・ディズニー社「原子力はともだち」(1957年) ・スタンリー・クレイマー監督「渚にて」(1959年) ・イルコモンズ制作「4.10 NO NUKES-TV」シリーズ (2011年) ※未公開を含む
イルコモンズ(小田マサノリ) 1966年生まれ、文化人類学者、現代美術家、メディア・アクティヴィスト、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所特任研究員、中央大学兼任講師、多摩美術大学非常勤講師、著述多数・著書なし、ブログ「イルコモンズのふた。」 http://illcomm.exblog.jp/
※全文提供: 路地と人
会期: 2011年5月22日(日)-2011年5月29日(日) 会場: 路地と人
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