展覧会
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執筆: 記事中参照
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公開日: 2011年 10月 12日 |
1985年東京都生まれの金子奈央もまたアニメーションや漫画というサブカルチャーの影響を受けている。ここ3年間に彼女の描いた少女、女性たちは50点以上にも及ぶ。
その女性たちの眼差しは無表情を装いながらも内面性を見つめる視線となって、私たちにメッセージを発信しているようだ。昨年より、銀座三越のオープニング展を飾った。
今年は、9月韓国アートフェアー等にも参加し韓国の人々にも好評を博す。新作約10点以上を展示予定。
作家コメント なつかしさ、せつなさ、やるせなさ。これらが醸し出す薫りとはどんな姿をしているだろう。 わたしは虚空をのぞむ少女たちにその薫りを空想する。それは不安定で感傷的、けれどとても美しい。 画面には一人ないし複数の人物だけを描きそこがどんな場所であるかは表現しない。 自分以外を排除した空間に身を置くことで少女たちが隠した内面を語りだすように思える。 あるいは見る側をさらに孤独にし、ますます固く口を閉ざすだろう。
金子奈央 1985 東京都生まれ 2008 多摩美術大学絵画学科油画専攻卒業
個展 2009 ギャラリーQ、東京 2010 ギャラリーQ、東京 銀座三越ギャラリー、銀座三越、東京 2011 ギャラリーQ、東京
グループ展 2008 「五美大制作展」国立新美術館、東京 「秘すればこそアート」ギャラリーQ、東京 「トップ・ギャラリー・ホテルアートフェア」ギャラリーQブース、ホテルニューオオタニ、東京 「Art Asia – Miami」ギャラリーQブース、マイアミ 2009 「COREDO Women’s Art Style 」コレド日本橋、東京 「画廊からの発言'09 小品展」ギャラリーなつかb.p、東京 「日韓現代美術展」ジン・アートセンター、ソウル 2010 「現代アートコレクション」松山三越、美術ギャラリー、松山 「I氏コレクション展」高崎市美術館、高崎 「I氏コレクション展」阿久津画廊、前橋 2011 「神奈川多摩美展」横浜市民ギャラリー、横浜 「フィギラティブからの心酔」ギャラリーQ、東京 「KIAF-韓国アートフェアー」ギャラリーQブース、COEX、ソウル
※全文提供: Gallery Q
会期: 2011年10月17日(月)~2011年10月29日(土) 会場: Gallery Q
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最終更新 2011年 10月 17日 |