展覧会
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執筆: カロンズネット編集
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公開日: 2011年 1月 09日 |
白石綾子の絵画は綿布の円形パネルにアクリル、油彩によって女性の姿態を描いている。女性にしか見えない視線、あるいは女性の視線で女性の仕草を追い続ける。
覗き込むように、描かれた向こう側に女性の姿態が見えるが、部分的にしか見えず、全体をより一層想像させて、その姿態の動きも妖艶に見える。窃視的行為あるいはピーキングを意図的に用いたその手法に、見ることと見られることの両義的世界が現されている。覗き込む観客の眼差しが快楽となって、描かれた内部へ落ちてゆく。
白石 綾子 1982 群馬県安中市生まれ 2006 武蔵野美術大学美術造形学部 油絵学科油絵専攻 卒業 2008 武蔵野美術大学大学院 造形研究科 修了
個展 2007 ギャラリー b.TOKYO、東京 2011 ギャラリーQ、東京
グループ展 2006 Galerie Juillet、東京 2007 「武蔵野美術大学 優秀作品展―優秀賞三雲賞」武蔵野美術大学 美術資料図書館展示室、東京、「トーキョーワンダーウォール2007」東京都現代美術館、東京、「シェル美術賞2007」ヒルサイドフォーラム、東京、「シンジュクアートインフィニティ新宿」旧マルイシティ新宿、東京 「前橋アートコンペライブ」前橋、群馬県 2008 「dopodomani」井上画廊、東京、銀座芸術研究所、東京、「秘すればこそアート」ギャラリーQ、東京 2009 「武蔵野美術大学 大学院 優秀作品展―優秀賞」武蔵野美術大学 美術資料図書館展示室、東京、「武蔵野美術大学80周年記念大学院修了展’08もの語る」東京都美術館、東京 「dopodomani」井上画廊、東京 2010 「dopodomani」井上画廊、東京
受賞 2007 武蔵野美術大学優秀作品展―優秀賞 三雲賞、前橋アートコンペライブ 銅賞 2009 武蔵野美術大学優秀作品展―優秀賞
※全文提供: Gallery Q
会期: 2011年1月7日(金)-2011年1月22日(土) 会場: Gallery Q
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最終更新 2011年 1月 07日 |